サステナビリティ

社会貢献活動

社会貢献活動事例

サステナビリティ

  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 13 気候変動に具体的な対策を

ビジネスとして社会課題の解決や地域活性化に取り組む若者を支援

「東海若手起業塾」の立ち上げに参画し、継続して起業家支援をサポート

ブラザー工業株式会社(以下、ブラザー工業)は、本社のある東海地区で社会課題の解決や地域活性化にビジネスとして取り組む若い社会起業家を支援する「東海若手起業塾」の立ち上げに参画し、その活動への協賛を2008年から開始しました。

起業塾では、起業家の事業戦略の立案やサービス開発を支援するなど事業を成長軌道に乗せるための取り組みをしており、2019年までに合計51組の介護や福祉、多文化共生、子どもの学びの場づくり、子育て支援、町づくりなどに携わる起業家を支援しました。

2020年度は、伝統産業の新しい価値の創出や、途上国の工芸品の販売などにより、社会課題の解決を目指す4人が、13期生として起業塾に参加しました。

従業員がプロボノとして社会課題解決に参画できる仕組みを構築

2012年からは、ブラザー工業の従業員を対象にプロボノを募集し、従業員が業務で培ったスキルや経験を生かして起業家を支援するとともに、事業を通じた社会課題の解決について学ぶ機会を設けています。
プロボノとして参画した従業員は、6か月間で合計50時間の就業時間を活動にあてることが認められており、就業時間以外の時間も使いながら、提供するサービスの価値を向上させる戦略の立案、ターゲットの絞り込み、市場調査のサポート、販売計画の策定など自身のスキルや経験を活用した支援を行いました。
2020年度は新型コロナウイルスの影響を受け、プログラムの実施には困難が伴いましたが、事前研修、塾生最終選考会、研修、最終報告会など、主要なものはオンラインを活用して全て日程通り開催いたしました。2021年度も同様に、引き続き新型コロナウイルス感染対策には万全を期しながら、プログラムを計画通り進めていきます。
2021年2月に過去のプロボノ経験者に対して行ったアンケートでは、「起業家の支援を通じて、社会を見る視座が高まった」「顧客の深い理解が重要だと感じた」「社内では出来ない価値ある経験ができた」という声が寄せられました。
プロボノで得られる貴重な学びを、その後の各人の業務にしっかりとつなげていくために、2021年度からプロボノの仕組みを見直し、よりよいものに進化させていきます。

新型コロナウイルス感染対策を徹底しながらメンターとオンライン会議 新型コロナウイルス感染対策を徹底しながら対面とオンラインで会議 対面とオンラインで開催した活動報告会 対面とオンラインで開催した活動報告会

ブラザー工業は、これからも社会課題の解決や地域の活性化に、ビジネスとして取り組む若手起業家を支援する起業塾に協賛します。さらに、従業員のプロボノ活動によって社会に貢献するとともに、事業を通じた社会課題の解決を促進するため、従業員の学びと成長の機会を拡充していきます。

南アフリカ共和国で、恵まれない若者たちの就労を支援

若者の雇用を促進するプログラムに協賛し、職業訓練を実施

南アフリカ共和国では、不当な差別を受け、不利益を被った人々に対して、経済活動に参加する権利と機会の不公平を解消し、地位の回復を目的とするBroad-Based Black Economic Empowerment政策(以下 B-BBEE)が行われています。

ブラザーインターナショナル(南アフリカ) (Pty) Ltd. (以下 BI(南ア))は、B-BBEEの一環で若者の雇用を促進するプログラムに協賛、就職の機会に恵まれない18歳から35歳までの若者に対して、 BI(南ア)のオフィスや、ほかの施設で12カ月間、職業訓練の機会を提供、優秀だと認められた場合は、正社員として雇用しています。2019年度は14人をインターンとして受け入れ、その内25%がプロジェクト終了後に雇用されました。2020年度は2人をインターンとして受け入れ、ブラザー製品の実習と併せて、コンピューターや初心者向けの経営管理など様々なトレーニングを実施しました。また、基本的な初心者レベルのICT*スキルを使った29の学習や、高度な縫製に関する9つの学習も行いました。一方、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、店頭における販促活動の機会は提供できませんでした。12カ月間の勤務経験があると、他の就職先を見つけられる可能性が80%になる、という調査結果があり、BI(南ア)は南アフリカにおける社会経済の発展や、恵まれない若者の技能開発に貢献しています。

ミシンの実習 ミシンの実習

また、BI(南ア)は、歴史的に不利な立場に置かれている南アフリカ人の管理職登用も積極的に進めています。その比率は、B-BBEEのスコアカードで目標に定められた60%に対し、BI(南ア)では50%となっています。

BI(南ア)は、恵まれない若年層の雇用促進といった社会課題を解決するため、継続的な取り組みを行っていきます。

  • 「情報通信技術(Information and Communication Technology)」の略で、通信技術を利用したコミュニケーションのこと。

アメリカで、新型コロナウイルス対策支援のため工業用ミシンを寄贈

マスクを生産する企業を支援

ブラザーインターナショナルコーポレーション(U.S.A.) (以下、BIC(USA))は、2020年4月、新型コロナウイルス(以下、COVID-19)感染拡大により需要が急増したマスクなど個人防護具(以下、PPE)の生産を支援するため、アメリカ国内の企業に対し、ブラザーの工業用ミシンを寄贈しました。

アメリカでは、COVID-19の感染拡大予防に必要とされるマスクなどの需要を満たすため、アパレルブランドなどの企業が、政府からの要請を受けPPEの生産に取り組み始めています。今回のBIC(USA)による寄贈は、その取り組みを支援するためのもので、「Brooks Brothers(ブルックス・ブラザーズ)」などの企業4社に計100台の工業用ミシン「S-7250A-403」を無償提供しました。

今回の支援に対し、BIC(USA)の代表者は「ブラザー製品を寄贈することがPPE増産の手助けとなり、COVID-19と向き合いながら働く方々の支援となることを誇りに思います」とコメントしています。

BIC(USA)はこれからも、社会への貢献を常に意識し、継続的な取り組みを行っていきます。

寄贈された出荷前の工業用ミシン 寄贈された出荷前の工業用ミシン

製品寄贈による南極観測事業への継続協力

日本の南極地域観測隊にカラオケ機器を継続的に寄贈

ブラザー工業株式会社(以下、ブラザー工業)と、子会社でカラオケ事業を展開する株式会社エクシング(以下、エクシング)は共同で、2020年11月20日に日本を出港する「第62次南極地域観測隊」に、最新楽曲を搭載したJOYSOUND(ジョイサウンド)のカラオケ機器を寄贈しました。

長期にわたり緊張を強いられる業務にあたる隊員にリフレッシュしてもらうため、ブラザー工業とエクシングは、2013年11月に日本を出港した第55次南極地域観測隊に対して初めてカラオケ機器を寄贈、2014年にはさらにもう1台のカラオケ機器を寄贈しています。寄贈した2台のうち1台は昭和基地に設置され、もう1台は観測隊の帰国とともに日本に持ち帰られ、最新の楽曲が追加されて再度南極に戻されるといった運用を繰り返しています。今回観測隊とともに南極に戻る機器には、最新のヒット曲を含め約2万曲が追加され、最新のJOYSOUNDの通信カラオケと同じ搭載曲数となる約31.5万曲にして提供されました。
南極での観測活動を行う国立極地研究所からは「極限の環境下で過酷な業務に従事している隊員の憩いのひとときに活用させていただいております」とのコメントが寄せられています。

寄贈されたカラオケ機器 寄贈されたカラオケ機器* 昭和基地 昭和基地*

  • 国立極地研究所提供

ブラザーグループは、地球の環境変動や生態系、宇宙に関わる研究に重要な役割を担う南極観測事業に対して、引き続き協力を行っていきます。

放課後児童クラブ(学童保育)へ通う子ども向けイベント「ブラザーアース キッズ アカデミー」開催

夏休みに学童保育で過ごす子どもたちに学びの場を提供

ブラザー工業株式会社(以下、ブラザー工業)は、2020年7月29日から8月7日の期間、計5回にわたり、学童保育向けイベント「ブラザーアース キッズ アカデミー」を開催しました。

「ブラザーアース キッズ アカデミー」は、愛知県名古屋市内の学童保育で夏休みを過ごす子どもたちに対して、2018年から実施しているイベントで、モノ作りの楽しさを伝え、環境問題について学ぶ機会を提供しています。これまで合計22回開催され、延べ22学童保育所・842人が参加しました。

このイベントは、昨年までブラザーグループの展示館であるブラザーミュージアム(愛知県名古屋市)で行われていましたが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、初めてオンラインで開催されました。ブラザーミュージアムとオンラインでつながった学童保育の子どもたちは、スタッフが中継する映像を通じてバーチャルで館内見学をした後、絶滅危惧種に関する図鑑の作成や、地球温暖化に関するクイズへの参加などで、地球環境について学びました。
参加者からは「水や電気の無駄遣いは自分でやめられるので、今日から気を付けたいです」「絶滅危惧種を1匹でも減らす努力をしていきたいです」という感想がありました。

この活動は、愛知県が主催する「あいち・なごや生物多様性ベストプラクティス*」のグッドプラクティスに選定されています。

オンラインで開催された「ブラザーアース キッズ アカデミー」の様子 オンラインで開催された「ブラザーアース キッズ アカデミー」の様子

ブラザー工業はこれからも、持続可能な社会の実現に向け、地域への教育支援活動や、地球環境保全につながる取り組みを行うことで、SDGs4「質の高い教育をみんなに」、SDGs13「気候変動に具体的な対策を」、SDGs15「陸の豊かさも守ろう」に貢献していきます。

  • 生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)以降に実施された、生物多様性保全活動の中から、優れた事例を表彰するもの

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