サステナビリティ

環境(E)

ブラザーグループ環境方針および環境ビジョン2050

サステナビリティ

  • 7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 12 つくる責任つかう責任
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 15 陸の豊かさも守ろう

ブラザーグループ環境方針

ブラザーグループは、持続的発展が可能な社会の構築に向け、企業活動のあらゆる面で地球環境の配慮に前向きで継続的な取り組みを行っていく。

ブラザーグループは、あらゆる場面でお客様を第一に考え、モノ創りを通して優れた価値を創造し、迅速に提供することを使命としています。この使命を果たしていくためには、「持続的発展が可能な社会の構築に向け、企業活動のあらゆる面で地球環境への配慮に前向きで継続的な取り組みを行っていく」ことが、不可欠です。これは、「ブラザーグループ環境方針」の基本理念であり、私たちブラザーグループがグローバルに展開するすべての活動の礎として1999年に制定された「ブラザーグループ グローバル憲章」に記され、文化や習慣の違いを超え、グローバル企業にふさわしい体制を作り上げていくために、28言語に翻訳し、グループ従業員へ周知されています。

行動指針と環境活動への展開

環境への配慮はすべての活動の基本です。製品が開発・設計され、製造され、お客様によって使用され、やがて廃棄され、再利用されるまで、すべての段階で安全かつ環境に対する影響を十二分に配慮することを基本とし、以下の行動指針に従い、環境活動への展開を図っています。

行動指針

環境活動への展開

1.製造・製品・サービスのすべての事業活動領域において環境目標を定め、環境側面を継続的に改善する。

生産拠点・販売拠点ともISO 14001の取得を推進し、CO2排出量削減など、環境負荷低減活動を実施。

2.製造・製品・サービスのすべての事業活動領域においてエネルギー使用量削減の重要性を認識し、バリューチェーン全体にわたってエネルギー使用量の削減、効率化につとめる。

製品における省エネ性能の向上、事業所における省エネ、物流の効率化など含め、エネルギー使用量の削減、効率化を推進。

3.事業を展開するすべての国で法規制を順守することはもちろん、汚染の予防、環境負荷の低減に高度な倫理観を持って行動する。

各国の環境法規制に対して徹底した管理体制を敷くことにより、ヌケ・モレを未然に防止し、早期対応を推進。

4.技術・製品の開発設計に当たっては、資源の節減(効率化)・循環、有害物質による汚染の回避を常に考え行う。

製品開発に当たって、有害化学物質の不使用、リサイクル性の考慮など、さまざまな点で環境配慮型製品を開発。

5.ブラザーグループ各社の個々の自主的取り組みを尊重しつつ、「一体のグループ」として環境上の使命を達成する。

グループの統一指針となる「ブラザーグループ中期環境行動計画」を策定し、これに基づいて活動を推進。

6.環境教育、社内広報活動等により、全社員の環境意識の向上、啓発につとめる。

新入社員教育、技術者専門教育、全社員向けe-ラーニングなど、さまざまな教育機会を設け、環境意識の向上に注力。

7.お客様、地域社会、その他関係者に対して、当社の環境に関する取り組みを積極的に開示し、理解を得る。

環境施設の紹介、各種展示会への出展、小学校など教育機関への出前授業、植林活動などの活動を積極的に開示。

8.すべての事業活動領域において生態系への影響の削減に努め、生物多様性の保全に取り組む。

生物多様性に配慮した原材料調達、FSCなどの認証紙の採用、森林の復元・保全などの生物多様性保全活動を推進。

「ブラザーグループ 環境ビジョン2050」

2018年3月19日策定
2021年7月26日改定
2022年1月24日改定
2025年3月3日改定

「ブラザーグループ 環境ビジョン2050」は、エネルギーや資源を使用し、紙や糸、布などの生物由来の物を使用する製品を提供する企業として、気候変動や資源枯渇、環境汚染、生態系破壊といった社会的な重要課題をブラザーグループの事業上のリスクとして捉え、長期的かつ継続的にその解決に取り組むことを明確にしたものです。

ブラザーグループが取り組む3つの重要課題

co2のアイコン

CO2排出削減

パリ協定に賛同し温室効果ガス排出量を実質ゼロにする脱炭素社会形成へ貢献

2030年度中期目標

  • [スコープ1・2]    2015年度比で65%削減する
  • [スコープ3] C1・C11・C12    2022年度比で28.5%削減する
  • 「2030年度中期目標」は、温室効果ガスの排出削減目標達成を推進するために設立された国際的なイニシアチブ「Science Based Targets initiative(SBTi)」より、科学的根拠に基づいた目標(1.5°C目標)として認定されています。(2025年5月12日現在)

2050年ビジョン 脱炭素社会への貢献

2050年、ブラザーグループは、あらゆる事業活動のカーボンニュートラル*とバリューチェーン全体のCO2排出最小化を目指し、脱炭素社会の形成に貢献している。

  • ブラザーグループから排出するCO2を全体としてゼロにする

主な取り組み:太陽光発電の導入、空調設備の更新、生産設備の更新・省エネ化など

地球のアイコン

資源循環

事業活動における資源の持続可能な利用と廃棄物による環境負荷を最小化

2030年度中期目標 新規資源削減

  • 循環経済型ビジネスの拡大と資源の再生利用により、2030年度までに製品*1に投入する新規資源量を2022年度比で25%*2削減する
  • グループ生産拠点において継続的に水資源の効率的な利用と適正処理による排水に努めている
  1. 包装材を含む
  2. 対象は、プリンティング・アンド・ソリューションズ事業

2050年ビジョン 資源循環の最大化

2050年に向けて、ブラザーグループは、資源循環の最大化により、資源の持続可能な利用と廃棄物による環境負荷の最小化を目指す。
主な取り組み:循環経済型ビジネスの拡大、製品・部品のリユース、リサイクル材使用など

資源循環・廃棄物削減

生物のアイコン

生物多様性保全

事業活動の環境負荷を最小化すると共にその負荷を上回る生態系の修復・保全活動を推進

2030年度中期目標 生態系への環境負荷低減

  • 事業活動が生態系に与える環境負荷および、その修復・保全活動の影響を評価し、生態系への環境負荷の回避、低減に取り組んでいる
  • グループ全体の生産・販売拠点において、各地域の状況に応じた自主的な生態系の修復・保全活動をしている

2050年ビジョン 生態系への貢献

2050年、ブラザーグループは、事業活動が生態系へ与える環境負荷を最小化し、環境負荷を上回る修復・保全活動をしている。
主な取り組み:生物多様性保全活動、自然保護活動を行う外部団体とのパートナーシップ、CO2排出削減、資源循環の推進

生物多様性の保全に関わるブラザーグループの取り組み方針

基本方針

ブラザーグループは持続的発展が可能な社会の構築に向け、事業活動での生物多様性への影響の削減に努めるとともに、環境社会貢献活動による生物多様性の保全を行う。

  1. 経営の課題
    • 生物多様性保全を企業存続のための重要課題のひとつと捉え、環境経営に組み込む。
  2. 事業活動
    • 原材料調達を含む事業活動全体における生物多様性への影響を把握し、その影響の継続的な削減に努める。
  3. 研究開発活動
    • 生物多様性の保全と持続可能な利用に関する情報や技術を集積し、技術開発を推進する。
  4. 社会貢献活動
    • 生物多様性保全のための活動を行政機関や地域住民、NGOなどステークホルダーと共同して行う。
  5. 全員参加の活動
    • 経営者の率先した行動と全社的な啓発施策により、すべての社員の生物多様性への理解と認識を高め、自主的な保全活動につなげる。
  6. コミュニケーション
    • 社内外に活動内容を積極的に開示することにより、生物多様性保全活動の啓蒙に貢献する。

ブラザーグループ紙製品調達方針

基本方針

2024年6月、ブラザーグループは森林資源を利用する企業として事業活動において自然環境、地域社会などに負の影響を与えないことが重要であると捉え、以下5つの項目を紙製品調達方針として策定しています。

  1. 条約および国際的な法規制および社会規範、森林資源の生産地の法規制が順守されていること
  2. 森林資源の生産地の住民や先住民の人権が尊重されていること。また、国際規範で定義される人権が尊重され、労働安全衛生および労働者の人権が守られていること
  3. 「森林破壊ゼロ」の実現に向けた適切な土地利用および森林管理が行われていること
  4. 深刻な自然環境の破壊や人権侵害を行っていないことを明らかにするため、企業単位でのデューデリジェンスが行われていること
  5. 紙製品の製造から利用に至る活動・管理について情報公開が行われ、トレーサビリティの確認ができること

「ブラザーグループ中期環境行動計画2024」

「ブラザーグループ中期環境行動計画2024」(2022~2024)

基本方針

「ブラザーグループ 環境ビジョン2050」の実現に向け、ステークホルダーと共に、以下の取り組みを積極的に推進します。

  • バリューチェーン全体から排出されるCO2の削減
  • 資源循環推進による持続可能なビジネスの拡大
  • 事業活動が生態系に与える負荷の低減と生物多様性保全活動の拡大
  • 環境配慮製品の創出
  • 環境法規制の順守

1. サイト(拠点)における取り組み

  • CO2排出削減(スコープ1・2)
    1. 2015年度比47%削減(2022-2024年度の3年間で9%*を削減)
  • 水削減
    1. 製造拠点における取水量を、前年度より削減する(売上高原単位)
  • 廃棄物削減
    1. 製造拠点における廃棄物量を、前年度より削減する(売上高原単位)
  • 生物多様性保全
    1. 有力な国際的基準に適合した生物多様性の評価手法により、生態系に対する事業全体の環境負荷および修復・保全活動を評価する
    2. 生物多様性に関連する国際的な指標に基づき、グループ全体で生物多様性保全活動を拡大する
  1. 2015年度比
環境目標*1 2024年度の活動実績 自己評価*2
1-1 2015年度比49.7%削減しました。(絶対値)
1-2 前年度比6.5%増加しました。(売上高原単位)
ただし2022年度以降の3カ年では、4.9%の削減となりました。
×
1-3 前年度比4.5%増加しました。(売上高原単位)
ただし2022年度以降の3カ年では、10.4%の削減となりました。
×
1-4 生物多様性に関連の深い水・土地・森林などの自然資本に関する評価を開始するとともに、2025年2月に自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD: Taskforce on Nature-related Financial Disclosures)の情報開示提言への賛同を表明しました。また同月、TNFDフォーラムに参画しました。
また、公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン(以下、WWFジャパン)とパートナーシップを結び、WWFジャパンが行う森林保全活動への寄付を通じて生物多様性保全に貢献しました。
国内外のブラザーグループ全拠点を対象にした「海ごみゼロ活動*3」には、約18,000人が参加しました。
ブラザー工業が2018年から生物多様性保全の取り組みを行ってきた「斎宮こぶしの杜 三重ブラザー」が、環境省による「令和6年度 自然共生サイト(後期)」に認定されました。
  • 各番号は項目番号に対応しています。
  • 自己評価の内容です。
    「◎」:大幅に達成、「◯」:達成、「△」:ほぼ達成、「-」:単年度で評価をしない目標と実績、「×」:未達成
  • ブラザーグループの活動をさらに活性化するため、2021年度から世界海洋デーに賛同

2. 製品における取り組み

  • CO2排出削減(スコープ3-C1・C11・C12)
    1. CO2排出量を15万t*1削減する施策を実施する
  • サーキュラーエコノミー(資源循環)
    1. 2024年度までに製品に投入する新規資源率81%以下*2(二次資源率19%以上)とする
    2. 循環経済型ビジネスを拡大する
  • 環境配慮設計の強化
    1. 各々の市場地域において、より高い環境基準に適合した製品を提供する
  • リスク管理体制の再構築
    1. 製品に関わる環境関連法規制を確実に法順守するために活動基盤を再構築する
  • 社会全体へのCO2排出削減貢献推進
    1. 社会全体へのCO2排出削減貢献の算定プロセスを構築し、ブラザーグループ全体のCO2排出削減貢献量の算出および開示を実施する
  • イノベーションの促進
    1. 有望な新環境技術を抽出し、事業へ実装する
  1. 2021年度の事業活動と比較して、2024年度までに新たに実施した製品環境対応施策によって削減できたCO2排出量の総量。
    例:製品の小型、軽量化、再生材料の使用量拡大、待機時の消費電力削減など。対象は、プリンティング・アンド・ソリューションズ事業、マシナリー事業、ニッセイ事業、パーソナル・アンド・ホーム事業
  2. 対象は、プリンティング・アンド・ソリューションズ事業、マシナリー事業、パーソナル・アンド・ホーム事業
環境目標 2024年度の活動実績 自己評価
2-1 小型化や省エネ性能の向上などを実施した製品の販売や、お取引先と協働し、部品製造時のCO2排出量を削減する活動を拡大しました。またマシナリー事業やパーソナル・アンド・ホーム事業では、製品の顧客価値を高めることで事業における売上高当たりのCO2排出量の削減に取り組みました。その結果、3カ年でCO2排出量17.7万tの削減を達成しました。
2-2 新製品を中心にリサイクル材の使用拡大やリサイクル可能かつリサイクル材を使用した緩衝材への変更などの施策を実施しました*1。製品に投入している新規資源量について第三者による検証を受け、新規資源率が79.3%であることを確認し、目標を達成しました。
2-3 通信・プリンティング機器分野の新規製品群において、製品企画・開発初期段階から環境配慮設計を推進し、ドイツ「ブルーエンジェル」・日本「エコマーク」・米国「EPEAT」などの環境ラベル基準に適合するようマネジメントを行い、予定通り認証取得することができました。
「ブルーエンジェル」の社会的要求に適応するため、対象製品を生産する海外3拠点のRBA認証取得に加え、国内1拠点についても取得しました。
日本「グリーン購入法」および「エコマーク」に導入されたカーボンフットプリントの定量的環境情報開示基準に関し、現行製品も含め計画的にLCA算定を行うことにより開示を進めました。
「EPEAT」についてはステークホルダーにより大幅な基準見直し内容が討議され、気候変動緩和・資源の持続可能な使用・懸念化学物質使用削減・責任あるサプライチェーン・画像機器消耗品基準のすべてが確定したため、優れた環境配慮製品を開発し企業の社会的責任を果たせるよう対応検討開始しました。
2-4 製品含有化学物質の新管理体制に基づいて決定した機能をシステム化し、運用を開始しました。また、一部の管理業務に関しては、試験運用を実施し、その結果を踏まえた業務の最適化をしました。
2-5 CO2排出削減貢献量は、2022年度から算定プロセスを構築し第三者の監修を受け、継続的なWeb開示を行っています。2024年度は工作機械「SPEEDIO(スピーディオ)」の高い環境性能*2が社会全体へのCO2排出削減に貢献することが認められ、省エネルギーセンターが主催する「省エネ大賞 資源エネルギー庁長官賞」を受賞することができました。同時に愛知県が主催する「愛知環境賞」も受賞しています。また、フォークリフト用スポットクーラー「PureDriveFL*3」についても、産官学の専門家によって開催される国際会議「EcoBalance2024」の「削減貢献量評価企画セッション」において、国内企業の優れたCO2排出削減の取り組み事例として本製品をテーマに発表することができました。
2-6 ベンチャーキャピタルファンドへの出資先から新規技術の紹介を受け、工場に実装できる事例の検討を開始し、国内・海外拠点において実地検証中です。

脱EPS

優れた省エネルギー性能

スポットクーラー

3. 環境コミュニケーション

  • 情報開示
    1. 統合報告書やサステナビリティ情報の開示を通じ、ステークホルダーとのエンゲージメントを強化する
    2. SDGs スペシャルサイト「ブラザーSDGs STORY」などを通じ、グローバルなブランディング活動を推進する
  • 環境教育
    1. 参加型活動である「エコポイント活動」にてグループ内の環境意識の維持・向上を行う
    2. グループ一体となった環境活動推進に向け、従業員への環境教育を強化する
環境目標 2024年度の活動実績 自己評価
3-1 SDGsスペシャルサイト「ブラザーSDGs STORY」において、ドイツの販売拠点における生物多様性保全活動*1や、アメリカの販売拠点における廃棄物削減活動*2のほか、事業におけるサステナビリティの取り組みとして、欧州でのインクカートリッジ再生*3を紹介しました。
3-2 ブラザーグループ内における「ブラザーエコポイント活動」を継続して推進しました。
社内表彰制度やイントラネット、メールマガジンでの情報発信、e-ラーニング、社内セミナーやワークショップを活用した従業員への環境意識向上施策を継続して実施しました。

ミツバチと創る持続可能な社会

アースデイから始まる地球の持続可能な未来

インクカートリッジの再生

「ブラザーグループ中期環境行動計画2027」

「ブラザーグループ中期環境行動計画2027」(2025~2027)

基本方針

「ブラザーグループ 環境ビジョン2050」の実現に向け、ステークホルダーと共に、以下の取り組みを積極的に推進します。

  • バリューチェーン全体から排出されるCO2の削減
  • 資源循環推進による持続可能なビジネスの拡大
  • 事業活動が生態系に与える負荷の低減と生物多様性保全活動の拡大
  • 環境配慮製品の創出
  • 環境法規制の順守

環境目標

1. CO2排出削減

  • CO2排出削減(スコープ1・2)
    1. スコープ1・2排出量を56%削減する(2015年度比)
  • CO2排出削減(スコープ3)
    1. スコープ3排出量(C1,C11,C12)の売上高原単位*1を25.2%削減する(2022年度比)
    2. お取引先のCO2削減活動を効果的に拡大・推進する

    *1:  売上収益に対するCO2排出量を示す指標

2. 資源循環

  • サーキュラーエコノミーへの対応
    1. 新規資源量の売上高原単位*2を16.9%*3削減する(2022年度比)
    2. サーキュラーエコノミー型ビジネスを拡大する

    *2:  売上収益に対する新規資源量を示す指標

    *3:  対象は、プリンティング・アンド・ソリューションズ事業

  • 水削減
    1. 製造拠点における取水量を、前年度より削減する(売上高原単位)*4

    *4:  売上収益に対する取水量を示す指標

  • 廃棄物削減
    1. 製造拠点における廃棄物量を、前年度より削減する(売上高原単位)*5

    *5:  売上収益に対する廃棄物量を示す指標

3. 生物多様性保全

  • 生物多様性保全
    1. ネイチャーポジティブ*6実現に貢献するために、生物多様性に関連する国際的な指針に基づき、グループ全体で生物多様性保全活動を拡大する

    *6:  ネイチャーポジティブ:生物多様性の損失を止め、反転させ、回復軌道に乗せること

4. 環境マネジメント

  • 環境配慮製品の提供
    1. 各々の市場地域において、より高い環境基準に適合した製品を提供する
  • 法順守と社会的要請への対応
    1. 製品に含まれる化学物質を効果的かつ効率的に管理し、法規制に迅速に対応する
  • 社会全体への環境貢献の推進
    1. 環境貢献製品やサービスを創出し、お客様と共に社会全体の環境負荷低減を実施する
  • SDGsの視点を踏まえた情報開示
    1. ステークホルダーとのエンゲージメントを強化するため、環境含むサステナビリティ情報を開示する
  • 社内環境教育
    1. グループ一体となった環境活動推進に向け、従業員への環境教育を強化し、環境意識の維持・向上を図る

環境負荷削減のキーワード「5R」

ブラザーグループでは1999年より、循環型社会を構築するためのキーワード「3R(リデュース・リユース・リサイクル)」に、「リフューズ」と「リフォーム」を加えた「5R」をキーワードとして環境活動を行っています。特に「リフォーム」は、新しい意識と発想で現在あるものの形を変えて新しい価値を生み出すという、ブラザーグループ独自の考え方です。

「5R」という考え方

「5R」という考え方

  • Refuse(リフューズ):環境負荷となるものをなるべく購入しない
  • Reduce(リデュース):排出量を減らす
  • Reuse(リユース):排出物をそのまま再利用する
  • Reform(リフォーム):形を変えて別の用途に使用する
  • Recycle(リサイクル):資源として再利用する

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