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活動の礎「ブラザーグループ グローバル憲章」と「持続可能な開発目標(SDGs)」

ブラザーが、事業を通じた社会価値をグローバルに創出するとともに、環境・社会・ガバナンス(ESG)を重視した経営を推進していくために、すべての活動の礎であるグローバル憲章の共有を図っています。
グローバル憲章には「"At your side."の精神で、優れた価値を創造し、迅速に提供する」「あらゆる変革を恐れず、グローバルな視点で経営を行う」「最高度の倫理観を持って行動する」といったブラザーグループの根幹となる考え方が示されています。
グローバルで4万人に近い従業員の一人ひとりが、グローバル憲章を日々の判断や行動で体現し、ステークホルダーの皆さまが求める価値を創造し迅速に提供することで、信頼される企業を目指しています。
グローバル憲章は、すべての従業員が常に意識できるよう、従業員の母国語である欧米やアジアの各言語に翻訳しており、携帯用のポケット版カード(26言語)とポスター(28言語)を各拠点に配布しています。

ポケット版カードとポスター ポケット版カードとポスター

各拠点の経営層は毎年、グローバル憲章に基づくコミットメント(約束)を策定し、率先して行動に示すとともに、従業員への働きかけとしてトップメッセージの発信や対話の機会を作っています。2020年度は経営層からのメッセージが53件発信され、直接対話は約4,000回行われました。
また、各拠点や部門ごとに責任者が任命した500名を超える「グローバル憲章共有リーダー」が、年度計画を立案し、その展開実績の振り返りを図るなど、組織の役割や課題に即して従業員一人ひとりの行動を促進するさまざまな活動を行っています。

さらに、日本や中国、ベトナムでは、各組織の共有リーダーが一堂に会する共有リーダー会を定期的に実施しています。共有リーダー会では、各組織で取り組んでいる共有活動の課題を話し合うほか、グローバル憲章に基づいた従業員の行動によって生産性が向上した事例やお客様のニーズに対応した事例をもとに話し合い、自拠点で展開するヒントを得るなど、開発・生産・販売といった担当業務の枠を超えた学びの場にもなっています。
2019年度からはこうした啓発に加え、社会への価値創出に向け「持続可能な開発目標(SDGs)」に対する経営層や従業員の意識の向上を図っています。経営層はイントラネットで、SDGs達成に向けた貢献の重要性についてグループ従業員向けにメッセージを発信しています。一方各部門やグループ拠点では、グローバル憲章を共有するにあたり推進してきた「自己宣言」や組織横断のリーダー会などの仕組みを活用し、SDGsに対する意識向上活動を展開しています。2020年度には、社長メッセージを含めたSDGsに関する動画を7言語で新たに作成し、グローバル憲章とSDGsの結びつきを重視した浸透活動を推進しました。

ブラザーグループは、これからもステークホルダーの皆さまからの信頼を積み重ね、従業員にとって誇りの持てる企業の実現につながるよう、グローバル憲章に基づく一人ひとりの行動のさらなる促進に取り組んでいきます。

SDGsとの結びつきを核としたグローバル憲章共有活動

ブラザーグループでは、2008年以降年1回「グローバル憲章共有度調査」と呼ばれる従業員意識調査をグローバルで実施しています。その調査結果はブラザー工業の社長をはじめとする全執行役員が参加する会議で報告されるとともに、拠点単位でも結果のフィードバックと課題の見える化が行われています。また、その調査で得られた課題と改善のため、グローバル各拠点では、昨今の社会課題の変化からSDGsと関連付けて独自の活動を進めています。
SDGsについては、グローバル憲章との結びつきを整理しながら、

  • ブラザーとしてはどのように理解を図るのか
  • 実際の取り組みにつなげ、従業員一人ひとりの行動を促すにどうすればよいか

といった観点で、社内啓発を進め従業員個々のSDGs行動宣言にもつなげた例も飛躍的に増えています。
これらに代表される従業員に向けたグローバル憲章共有活動は、SDGsという視点を取り入れながら進化を遂げており、現在では拠点ごとの課題に沿った啓発が日本、欧米、中国、ベトナムなどへと広がりを見せています。その中でも、グローバル憲章ワークショップは、拠点での課題解決に結びつけるという大きな特色があります。

例えば、兄弟機械(西安)有限公司では、事業との関連を重視したグローバル憲章共有活動として、各課の活動一覧表にSDGsの観点も組み入れ「事業活動、人材育成、環境保全、社会貢献、従業員の働きがい」の5つの課題を整理し展開するなど、自社独自の推進を図っています。

ブラザーソーイングマシンズ(ヨーロッパ)GmbHでは、管轄地域がヨーロッパ全域にわたるため、新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮して、オンラインでグローバル憲章に関するワークショップを開催しました。参加した各国の従業員がSDGsに対する理解を深めやすくなるよう、SDGsを「ドイツ語」「イタリア語」「フランス語」「ロシア語」に翻訳した資料を用意し、参加者がどう行動していくかの「自己宣言」に結びつけました。

ブラザーソーイングマシンズ(ヨーロッパ)GmbH オンラインでのワークショップ ブラザーソーイングマシンズ(ヨーロッパ)GmbH オンラインでのワークショップ

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