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お客様とともに

期待に応える設計品質

お客様に評価され選ばれる製品をご提供するために

お客様視点を製品の隅々にまで反映する「顧客品質基準」の考え方

世界中の国や地域でご利用いただいているブラザー製品は、その設置環境や使用方法が多様になっています。また、お客様のライフスタイルの変化に伴い、製品に対する期待も日々変化しています。
品質保証担当部門では、市場で起きた様々な問題に関わる情報をデータベース化したり、競合他社の新製品を評価したりして、そこから得られた情報から製品の品質基準と評価方法を構築しています。
さらに、お客様が安心して製品を使い続けることができるように、その対策を設計段階から織り込み、ブラザーらしさを体感していただける製品づくりをしています。
この目標値を明文化したものが「顧客品質基準」であり、製品開発にブラザーグループのモットーである"At your side."の精神を反映したものです。
「顧客品質基準」は固定されたものではなく、修理依頼やコールセンターに寄せられる情報、あるいは製品に対するお客様の期待の変化に伴い、常に精査して見直しを図っています。

お客様視点に基づく「お客様ご迷惑率」という考え方

ブラザーグループでは、お客様から返品または修理のために戻ってくる製品の割合を「お客様ご迷惑率」と呼んでいます。これは、どんな小さな不具合でも、そのためにご負担いただかなければならない時間や手間は、お客様にとって「ご迷惑以外の何ものでもない」という考え方によるものです。
不具合発生を限りなくゼロに近づけるため、それがなぜ起こっているのかを究明し、開発設計・製造・物流・販売・サービスなど各部門が一体となって品質向上活動を続けています。

技術を結集し、ガーメントプリンターの新インクを開発

印刷時間の短縮と、べたつかず柔らかな肌触り、鮮やかな発色を実現

パソコン上で作成したイメージをTシャツなどの衣類に印刷できるガーメントプリンターのユーザーから、印刷時間を短縮して欲しいという要望があり、新機種では従来とは異なるプリントヘッドを採用することが決まりました。しかし、新しく採用されたプリントヘッドは、その特性上、従来のインクをそのまま使用できません。また、印刷した衣類を着られるお客様からは、印刷面がべたつかず柔らかな肌触りと鮮やかな発色を要望する声が上がっていました。
これら異なる2つの要望を満たすため、インクの開発が急務でした。


新機種に採用するプリントヘッドでは従来使用していたインクでは粘度が高すぎたため、大幅に低粘度化させることが必要でしたが、従来のインクをそのまま低粘度化すると、洗濯したときに、色落ちが発生します。
低粘度でありながら、洗濯に耐えうる品質を実現するため、インクに含まれるポリマー成分の化学構造を大きく見直し、従来機種のインクよりも2分の1以下の低粘度でありながら、洗濯時の耐久性を実現し、さらに印刷面のべたつき抑制と柔らかな手触りにすることができました。

印刷面の手触りを確認 印刷面の手触りを確認 課題解決に向けて議論 課題解決に向けて議論

発色については、インクの着色粒子を細かくすることで、鮮やかさを向上させることができました。しかし、粒子が細かくなることでインクの長期保存性が低下します。
そこで、粒子の細かさとインクに含まれるポリマーやその他の材料の配合を微妙に変えながら、何回も調整を繰り返して最適な組み合わせを見つけました。さらに製造工程を見直したことも鮮やかな発色と長期保存の両立を可能にしました。
このように、さまざまな課題を解決して、印刷時間を短縮するために採用したプリントヘッドに対応しつつ、印刷面がべたつかず柔らかな肌触りと鮮やかな発色をする新インクを開発しました。


ブラザーグループは、これからもお客様が喜ぶ顔をどんな技術で実現するか、どんな製品でお客様の役に立つことができるかを常に考えながら価値創造に取り組んでいきます。

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