製品における環境法規制対応
世界の環境法規制に対して迅速に対応
近年、製品の電力消費削減や有害物質の環境への漏出防止だけでなく、循環型経済の構築に向けた修理・リユース・リサイクルの促進、環境負荷の低い製品選択を消費者に促すための製品情報公開などを目的に、国レベル・地域レベルでさまざまな環境法規制が整備され、その規制はますます厳しくなっています。
世界40以上の国と地域に拠点を置き、グローバルに事業を展開するブラザーグループでは、環境法規制の順守を事業展開の基盤をなすものと位置づけています。事業を展開するすべての国・地域で環境法規制を順守することはもちろん、循環型経済の構築、環境負荷の低減に高い倫理観をもって迅速に対応するために、「ブラザーグループ中期環境行動計画」に沿った活動をしています。さらに、世界各国・地域の化学物質規制や製品省エネ規制などの動向に迅速に対応できる体制を継続的に強化するとともに、各種規制に先駆けた環境配慮型製品の積極的な提供にも取り組んでいます。この取り組みによって、グループ全体で的確かつ迅速に環境法規制を順守することができ、営業やサービス活動の強化につながっています。さらに、環境法規制に加えて環境に関連する社会的要請に対応すべく取り組みを進めています。
ブラザーグループでは、電気・電子機器への有害物質含有禁止を定めた欧州連合(EU)法であるRoHS指令(2006年7月施行)を契機に、お取引先各社と連携してブラザー独自の環境情報システムを構築し、製品に含まれる化学物質の調査・回避・管理に活用しています。
さらに米国の有害物質規制法(TSCA)、欧州の最重要化学物質規制(EU REACH規則)、ストックホルム条約などによる製品含有化学物質規制が次々に強化されており、今後もその傾向は続くと見込まれます。
ブラザーグループでは、こうした各国・地域の法規制にも適切に対応するため、部品・材料の調達については「ブラザーグループ グリーン調達基準書」を制定し、お取引先各社へ基準に従って納入いただくようお願いしています。また、監査などで環境法規制に関わる管理体制や運用状況を確認し、必要に応じて改善措置を要請して、納入いただく物品がこの調達基準に従っていることを保証していただいています。
お取引先との協働