環境戦略とマネジメント

中期環境行動計画(目標と実績)

「ブラザーグループ中期環境行動計画2018」(2016~2018)

ブラザーグループは前回の環境行動計画において構築された基盤の強化を継続し、「ブラザーグループ中期環境行動計画2018」(2016~2018)の実行・実現により、お客様から信頼されるブラザーブランドの価値をさらに高め、グループ従業員が心の底から「誇りの持てる企業」となることを目指しています。

基本方針

  1. 環境配慮製品を創出します
  2. 2020年度中期目標を見据えた3ヵ年目標として、グループから排出されるCO2を削減します
  3. 世界中で広がる環境法規制に迅速に対応します
  4. 環境スローガン「Brother Earth」のもと、環境ブランドイメージを高める活動に取り組みます
  5. COP10で採択された愛知目標に基づき、グループを挙げて生物多様性保全に取り組みます

CO2排出削減「2020年度中期目標」

ブラザーグループは世界各国・地域で事業展開するグローバル企業として、地球温暖化防止への取り組みを最重要課題の一つと位置づけており、2009年6月より「ブラザーグループ中期環境行動計画」の中に、2020年度までに達成すべきCO2削減目標を追加し、積極的な取り組みを続けています。

2020年度中期目標

  1. 国内8事業所*1で、2020年度のCO2排出量を1990年度比30%削減(絶対値)
  2. 海外生産拠点(USA除く)*2で、2020年度のCO2排出量を2006年度比20%削減(売上高原単位比)
  1. 国内8事業所は、ブラザー工業株式会社本社、瑞穂・星崎・港・桃園・刈谷工場、技術開発センター、物流センターです。
  2. 海外生産拠点のUSAは、施設が販売拠点の一部であることから、CO2排出量は販売拠点の実績として管理しています。

基本方針に基づく環境目標(2016~2018)と2017年度の実績

1. 環境配慮製品

  1. 世界各国において最高の環境性能を達成するための製品開発を推進する
  2. 製品のカーボンフットプリントを削減する
  3. 製品におけるリサイクル材料の使用拡大を推進する
  1. 下表の各番号は上記の項目番号に対応しています。
  2. 下表の自己評価の内容です。
    「◎」:大幅に達成、「◯」:達成、「△」:ほぼ達成、「-」:単年度で評価をしない目標と実績、「×」:未達成
環境目標※1 2017年度の活動実績 自己評価※2
1-1 通信・プリンティング機器分野の製品群において、更新されたドイツのブルーエンジェル新基準に2017年度新規販売モデルのすべてを適合させると共に、継続して販売する従来からのモデルも併せて適合させました。
またアメリカの電子製品環境評価基準「EPEAT」Silverへの主要製品の登録も開始しました。
1-2 通信・プリンティング機器分野の製品群において、2017年度新規販売モデルのすべてを国際エネルギースタープログラムに適合させ、また上記の強化されたブルーエンジェル新基準の省エネ項目にも適合させて、省エネ製品の創出に務めました。
また日本のエコリーフ規格、CFP規格に則った情報開示を行い、製品の総合的な環境負荷の見える化を進めました。
1-3 ポストコンシューマー材の使用拡大を推進し、2017年度は通信・プリンティング機器分野の製品群において、総量において2016年度比で使用量を66%向上させました。

2. 事業所の環境負荷削減

  1. ブラザーグループ全体のスコープ1、2のCO2排出量を2015年度比2018年度3%削減する(売上高原単位)
  2. スコープ1、2に加え、ブラザーグループ全体のスコープ3のCO2排出量算定を行い、サプライチェーン全体に関わる効果的なCO2排出量削減施策の抽出と継続的な削減に取り組む
  3. 国内事業所のCO2排出量を1990年度比2018年度28%削減する(絶対値)
  4. 製造拠点における水使用量を2010年度比2018年度30%削減する(売上高原単位)
  5. CO2排出量削減目標の達成に向け、エネルギー監視・管理体制の強化、並びにクリーンエネルギーの積極的活用に重点的に取り組む
  6. ブラザーグループは原則としてすべての拠点においてISO 14001を取得し、その認証を維持継続する
  1. 下表の各番号は上記の項目番号に対応しています。
  2. 下表の自己評価の内容です。
    「◎」:大幅に達成、「◯」:達成、「△」:ほぼ達成、「-」:単年度で評価をしない目標と実績、「×」:未達成
環境目標※1 2017年度の活動実績 自己評価※2
2-1 2016年度比9.5%削減(2015年度比14.1%削減)しました。
2-2 2017年度もブラザーグループ全体のスコープ3の算定を実施しました。
スコープ3の削減のため、2030年度に2015年度比 30%削減(絶対値/対象:カテゴリ1、11、12)の中期目標を策定しました。
2-3 1990年度比30.7%削減しました。 ※一部カーボンクレジット使用
2-4 (2010年度比24.1%削減)
2-5 刈谷工場へ、ビル空調設備の統合監視装置1台を追加導入(計8台) クリーンエネルギーの積極的活用に向けて採用可能な方策を抽出して自己評価を実施しました。
2-6 ISO 14001認証取得拠点の割合はブラザーグループ全体の86%(2018年4月1日時点)です。
各認証取得拠点は、最新のISO 14001-2015への移行を完了しました。

3. 環境法規制の対応と持続的な社会の実現

  1. 環境法規制に確実に対応する
  2. 人材面で社会や地域に貢献する
  3. グリーン調達を推進する
  4. サプライヤーと協働し、川上での環境負荷低減活動を推進する
  1. 下表の各番号は上記の項目番号に対応しています。
  2. 下表の自己評価の内容です。
    「◎」:大幅に達成、「◯」:達成、「△」:ほぼ達成、「-」:単年度で評価をしない目標と実績、「×」:未達成
環境目標※1 2017年度の活動実績 自己評価※2
3-1 製品含有化学物質規制、廃電気電子機器/包装材リサイクル法令、製品省エネ規制のいずれに対しても確実な対応を実施しました。
3-2 環境法規制および規格の渉外活動に積極的に参画・貢献しました。
3-3、3-4 EU RoHS指令において2019年7月より禁止されるフタル酸エステルを、グリーン調達基準に禁止物質として追加しました。また、フタル酸エステルの測定装置を各工場に導入し、サンプリング測定を開始しました。
国内外で250社を超えるお取引先に対して、製品に含有される化学物質の管理体制について現場監査を実施しました。

4. 環境コミュニケーション

  1. 「環境スペシャルサイト(brotherearth.com)」のさらなる拡散と深化に努める
  2. ブラザーグループの環境活動報告Webサイト「環境への取り組み」のさらなる充実を図る
  3. 効果的な環境インナーブランディング活動を推進する
  4. 環境スローガン「Brother Earth」のさらなる認知度向上を図る
  1. 下表の各番号は上記の項目番号に対応しています。
  2. 下表の自己評価の内容です。
    「◎」:大幅に達成、「◯」:達成、「△」:ほぼ達成、「-」:単年度で評価をしない目標と実績、「×」:未達成
環境目標※1 2017年度の活動実績 自己評価※2
4-1 3本の環境動画コンテンツ「ダイレクトドライブ」「燃料電池」「アメリカ大陸 環境保全啓蒙プロジェクト」を掲載しました。
皆既月食の様子を1月31日にリアルタイムで、また「日めくり絶滅危惧種」を1月1日より配信しました。
4-2 情報開示の質向上に努め、第21回「環境コミュニケーション大賞」環境報告書部門で優良賞を受賞しました(連続で4回目の受賞)。
4-3 ブラザーグループ内における「ブラザーエコポイント活動」を継続して推進しました。
社内表彰制度やイントラネットでの情報発信を活用した従業員への環境意識向上施策を継続して実施しました。
4-4 展示会や環境学習などの環境イベント、ソーシャルメディアを含めたWebサイトなどを通じ、環境メッセージを継続して発信しました。

5. 生物多様性保全への取り組み

  1. ブラザーグループはCOP10で採択された生物多様性に関する2020年目標「愛知目標」を上位目標と位置付け、拠点毎にその特性と地域性を考慮した重点テーマを選定して活動に取り組み、生物多様性の保全に貢献する
  1. 下表の各番号は上記の項目番号に対応しています。
  2. 下表の自己評価の内容です。
    「◎」:大幅に達成、「◯」:達成、「△」:ほぼ達成、「-」:単年度で評価をしない目標と実績、「×」:未達成
環境目標※1 2017年度の活動実績 自己評価※2
5-1 普及啓発や保護地域の保全など、「愛知目標」の中で電機・電子業界との関係が深く、積極的に推進することでより大きな貢献が期待できる8つの目標(目標1:普及啓発、目標4:持続可能な生産と消費、目標5:生息地の破壊の抑止、目標8:化学物質などによる汚染の抑制、目標9:外来種、目標11:保護地域の保全、目標14:生態系サービス、目標19:知識・技術の向上と普及)に対する取り組みを継続して推進しました。

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