ミシンの輸出から始まったブラザーの海外事業は、1954年にアメリカに、1958年にはアイルランドに現地法人を設立し、本格的にスタートしました。その後も欧米を中心に世界各国に販売拠点を拡大し、1968年にはイギリスの大手ミシンメーカーを買収しました。1960年代から1970年代は、本格的なグローバル展開を推進する1980年代に向けた、助走の時代となりました。
年表
1961年 |
欧文ポータブルタイプライターJP1-111、アメリカへサンプル出荷
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1961年 | 工作機械外販第1号として教育用小型旋盤発売 |
1962年 | 日本ミシン製造株式会社からブラザー工業株式会社に社名変更 |
1962年 | フランス・パリに販売会社 ブラザーフランスSASを設立 |
1962年 | ミシンの加工のための社内技術を活用し、タッピングマシンの生産を開始。工作機械分野に進出 |
1964年 |
ドイツ・フランクフルトに販売会社 ブラザーインターナショナル(ドイツ)GmbHを設立
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1965年 | コンパクト電動タイプライターを米国向けに輸出開始 |
1966年 | ブラザー最初の本格的エレクトロニクス製品となる電子卓上計算機の生産開始 |
1968年 | オランダ・アムステルダムに販売会社 ブラザーインターナショナル(オランダ)B.V.を設立 |