資本コストについての認識(資本コスト・資本収益性指標・市場評価)
中期戦略の財務方針をベースに、「資本コスト・株価を意識した経営」を深化
項目 | 現状 | 今後 |
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資本コスト |
株主資本コスト: 7~10%
-CAPMで計算 -計算タイミングや計算前提の違いにより変動があるため、レンジで捉えている |
✔有利子負債も活用しながら事業ポートフォリオ変革を進め、株主資本コスト低減を図る ✔安定的かつ継続的な株主還元を実施する |
資本収益性指標 |
ROE 過去5年平均*: 9.7%
-株主資本コストを上回る、ないしは同水準 |
✔2024年度目標は、 |
市場評価 |
PBR 過去5年平均*: 1.1倍 直近 : 0.9倍 |
✔「CS B2024」の財務方針に従い、継続的な株主価値の向上を目指す ✔収益力の向上や成長投資の継続による事業ポートフォリオ変革の推進により、PBRの早期改善を図る |
- 2018年度~2022年度までの5年
資本コスト
現状の株主資本コストは約7%~10%と認識しています。CAPMをベースに計算していますが計算のタイミングや前提の違いにより変動があるため、レンジで捉えています。
今後については有利子負債も活用しながら、事業ポートフォリオの変革を進め、株主資本コストの低減を図っていきます。加えて安定的かつ継続的な株主還元を実施します。
資本収益性指標
ROEは過去5年間(2018年度~2022年度)の平均で9.7%であり、株主資本コストを上回る、ないしは同水準であると認識しています。中期戦略「CS B2024」の最終年度である24年度の目標として、資本コストを上回るROE10%を掲げており、継続的にエクイティスプレッドを確保できる水準のROEを目指します。
市場評価
PBRは過去5年間(2018年度~2022年度)の平均では1.1倍ですが、直近では約0.9倍の水準にとどまっています。収益力の向上や成長投資の継続による事業ポートフォリオ変革の推進により、PBRの早期改善を図ります。
中期戦略「CS B2024」の財務方針に従い、ステークホルダーの皆さまの期待に応え、持続的な成長と企業価値向上を実現するために、資本コスト・資本収益性を意識した経営をより一層深化させていきます。