ブラザーのCO2排出削減目標がSBTイニシアチブによる「1.5°C目標」の認定を取得
2022年4月11日
ブラザー工業株式会社
ブラザー工業株式会社(社長:佐々木一郎)は、2021年10月に改定した「ブラザーグループ 環境ビジョン2050」のCO2排出削減「2030年度中期目標」において、国際的なイニシアチブであるSBT(Science Based Targets)イニシアチブによる「1.5°C目標」の認定を取得したことをお知らせします。
ブラザーグループは、地球規模の環境課題解決に貢献していくため、2018年3月に「ブラザーグループ 環境ビジョン2050」を策定するとともに、そのマイルストーンとして「2030 年度中期目標」を設定しました。同年には、CO2排出削減の中期目標がパリ協定の「2°C目標」達成のための科学的根拠に基づく削減目標としてSBTイニシアチブから認定されました。そして、持続的発展が可能な社会の構築に向けた取り組みをさらに強化していくため、2021年10月にブラザーグループ 環境ビジョン2050を見直し、CO2排出削減の2030 年度中期目標と2050年度ビジョンを改定しました。2030 年度中期目標は、「スコープ 1*1,2*2 において 2015 年度比で30%削減」を「65%削減」に引き上げており、このたびこの目標が「1.5°C目標」として認定されました。
「ブラザーグループ 環境ビジョン2050」のCO2排出削減目標
2030年度中期目標 | 2050年度ビジョン | |
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CO2排出削減 |
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あらゆる事業活動のカーボンニュートラル*5とバリューチェーン全体のCO2排出最小化を目指し、脱炭素社会の形成に貢献している。 |
- 事業者自らによる温室効果ガスの直接排出
- 他者から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
- スコープ1、スコープ2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他者の排出)
- 製品の部材調達時、製品使用時、製品廃棄時のCO2排出量が削減対象
- ブラザーグループから排出するCO2を全体としてゼロにする
ブラザーは、世界各地の拠点でCO2排出削減に向けて省エネ活動の推進や太陽光パネルの設置を中心とした創エネ活動、CO2フリー電力の購入などを行っています。今後も、持続的発展が可能な社会の構築に向け、企業活動のあらゆる面で地球環境の配慮に前向きで継続的な取り組みを行っていきます。
ブラザー工業株式会社 CSR&コミュニケーション部 柳川
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