ブラザーインダストリーズ(フィリピン)とDHLエクスプレスが持続可能な航空燃料を使用してCO2排出を削減する契約を締結
2024年8月29日
ブラザー工業株式会社
ブラザー工業株式会社(社長:池田和史)の生産拠点、ブラザーインダストリーズ(フィリピン)(以下、BIPH)(社長:寺田宏平)は、DHLエクスプレスの物流サービス「GoGreen Plus」を通じて、DHL社を利用する航空輸送に伴うCO2排出量を年間で30%削減する契約を締結しました。
GoGreen Plusは、DHLが世界的に進める取り組みで、従来のジェット燃料を使用済み食用油や、食品廃棄物などの原料から生産されるSAF(持続可能な航空燃料)に置き換え、航空輸送に使用するものです。
ブラザーグループでは、環境目標「ブラザーグループ環境ビジョン 2050」を掲げ、この中でCO2排出削減については、2050年までに、あらゆる事業活動のカーボンニュートラル*1とバリューチェーン全体のCO2排出最小化を実現することを目指しています。また、2050年に向けた中期目標として、2030年度までに2015年度比で、スコープ1*2,2*3は65%削減、スコープ3*4は30%削減することを掲げ、取り組みを進めています。
BIPHは、2012年に設立したブラザーグループの主力生産拠点の一つで、プリンター、複合機とラベルライターの本体および消耗品を生産し、世界中に出荷しています。BIPHにおいても、ブラザーグループの生産拠点では最大級の面積となる太陽光パネルの設置や、製品への再生材の活用など、環境に関するあらゆる取り組みを積極的に進めています。今後は、部品の調達や、製品の出荷時などの航空輸送にかかるSAFも活用することで、さらなるCO2排出削減を目指していきます。
ブラザーは、これからも企業活動を通じて、持続的な社会の実現に向けた取り組みを積極的に進めていきます。
- ブラザーグループから排出するCO2を全体としてゼロにする
- 事業者自らによる温室効果ガスの直接排出
- 他者から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
- スコープ1、スコープ2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他者の排出)
ブラザー工業株式会社 CSR&コミュニケーション部 西
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